・患者さんに選ばれる理由は何かを考える
ーーー患者さんが求めているのは何か
この歯科医院を選んだ理由TOP１５（→検索するとランキング出てくる あとで検索してチェック
①近いから
②通いやすいからーー夜遅くやっている 土日やっている
③技術が優れている
④知人 家族からの照会
⑤口コミー痛くない歯医者ときいて・・・
⑥ネットで検索して
⑦安い
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よく、患者様を集客するための手段として口コミを利用しようとあるが、口コミで来る人は初診割合としては少ないので
あまり新患数をUPさせるためには効果はない。無駄に何年もかかってしまい、開業スタートダッシュはきれない。
知人・家族からの照会も同様。ただし２年目くらいからは効果があるので、口コミ対策は全くしないということはないので注意。
広告を打つ際、わかりやすいコンセプトを提示して話題になるような商品が１つ以上あればよい。たくさんあれば〇
例えば夜遅くまで診療している。ホワイトニングが安い。など
技術が優れている という理由で初診がきたとしても、それはネット検索や口コミで聞いたもの
実際は、最新器具がある(レーザー・CT・インプラントを取り扱っている・口腔外科をしている・Drがたくさんいる・
海外製の製品がある・CADがある・技工所がある・マイクロスコープがある )
など情報をネットなどでたくさん提供して、ネット上、広告上で商業規模が大きく見えるところを指している。
とくに内装外装が綺麗というのは＝最新のイメージがつくため大事。
ただしあまり凝った内装、外装は患者が入るにあたっての敷居が高くなるのでバランスが必要。
患者一人単価を大きくしたいなら内装外装を凝るとよいが、患者数が減るということも同時に理解しなければならない。
逆を言うと患者数、レセプト枚数を増やしたいのであれば内装・外装はコンビニ風がベスト、ただし意外と電飾などにお金はかかるので注意
あくまで商品が安く見え、入りやすい雰囲気を作ることが大事でしょう。
この歯医者さんを選んだ理由 のTOPから順につぶしていくといいと思います。
可能であればすべて網羅するのを目標とします。すべての患者様は自分の医院で診療する、紹介はしない。
ただし、最初からすべての機器やシステムをそろえるのは新規開業では金銭面で不可能。TOPから順に、かつ安く導入できるものから順に
していくとよいでしょう。利益が乗ってきたら順に買い揃えていく方針でよいと思います。
IPAD－－イメージが良く、そこまで高いものでもないのでモニターとして導入
IPADがあれば診療台前に大型モニターなどはいらないので(テレビでOKになる)コストを抑えられます。
２台あればチェア８台くらいまでなら使いまわせますよ。
MTMセメントーーー削らない、抜かない歯医者をアピールできますよ １５０００円くらいで買うだけ
パノラマーーーデジタル断層撮影法ーーーなんかよさそうなレントゲン機器、最新っぽいーー被ばくも少ないしアピールしましょう
当然ないと診療できない機材なのでどうせならアピールしましょう
セレック－－－－初めから導入してもペイします。費用の変わらないCTより回収早いと思います。
必ずしも導入しなければならない必要はないですが、導入を考えているのなら早めに、
新規開業後思ったより患者が少なくても自分で制作して利益率UPできます。
ホワイトングーーー衛生士を雇ったはいいが、歯周病治療枠が開いていてもったいないことありますよね？
どうせならホワイトニング１回１時間５０００円くらいにしてとりあえず予約埋めてもいいかもしれませんよ。
ホワイトング患者はPMTCやセラミック治療、矯正など審美治療にも興味深々なので売り上げUP間違いなくします
お勧めです。キャンペーンとして一時的安くすることもできますし、患者が減ってきたらキャンペーンしてもよいでしょう。
ホワイトニングしたいといってくる患者さんは、実際にはホワイトニングをしたいわけではなくて
歯を白くきれいにしたいと言って来ます。
CRの詰め替え、矯正、セラミック、前装冠やり直し、メタルを白い素材に変えるなど
いろいろなことを先生自身が提案できますよ。
大きい数百万のケースが約定したらホワイトニングくらいサービスでタダにしてあげたらいいじゃないですか。
CT－－－－可能であれば早めに導入したほうがペイが早くてよい
回収は可能、導入価値あり
しかい最初に導入すると回収にストレスがかかる、バランスシートもわるくなる。
ある程度利益が出たら節税という目的もかねて導入が良いかなあと考える。
CAD(保険ハイブリッドセラミック)ーーー白い歯が８０００－１００００円程度と安い値段で入るため、人気商品となりうる
ねっとでの集客効果もある 当然保険でどの医院も取り扱っているものではあるが
当院で取り扱っていますと広告するのとしないのでは全然違うし、安いイメージもつけることができるので
積極的に打ち出すのを推奨いたします。
医療費控除
歯根尖切除
歯周内科
ホームホワイトニング
ナイトガード
スポーツマウスピース
電動麻酔・表面麻酔
など、
広告として価値のある商品はたくさんあるため、歯医者の間では当然のような商品(治療)でも
積極的に打ち出すことに意味があるでしょう。
ホームページ上に開設や費用を載せておくとSEO対策も兼ねるため、有用です。
まとめ
患者様は
家から近くて(駅前２分以内)
有名な歯医者さんで(駅前、大通り沿いの店舗。大きい診療所、その地域の人は誰でも知っている歯医者)（＝立地の良い診療所）
安くて(安くできるのは自費のみ・安い店は入りやすい。ここでのポイントは保険診療は全国一律料金ということ。
自費を安くしても意外と総売り上げ金額はかわらなかったりします。あくまで安いイメージをつけることが大事)
診療技術に優れていて(商品(診療内容)は充実させましょう。 MTMセメントとか１万くらいで買って
ホームページに載せていたらそれだけで最新技術っぽくないですか？)
診療の選り好みはせず、すべて扱ってください。実際できないことがあれば紹介すれば良いです。
間口からうちではできませんと断るのは間違いではないでしょうか)
痛くなく 歯医者の苦手な患者はいろいろな歯医者さんをねっとで探してご来院します。
HPやパンフレット上に書いておくだけでも意味はあるでしょう。ただし、どこの歯医者でもコンセプトの１つ
ですので、あまりこれに凝りすぎても差別化は図れませんので注意が必要です。
いつでも開いていて通いやすい(困っていたらいつでも行ける)
歯医者さん(医療機関)が２４時間、年中無休OPENしていることを望む声は多いです。
アンケートでも(→ネットでアンケート結果探すこと)
医療機関、公共機関、銀行は年中無休OPENを希望しているという結果があります。
いきなり年中無休かつ夜遅くまでで開業することは困難ですが
どちらかでも達成すれば患者数はとくに新患数は飛躍的に伸びるでしょう。
年中無休、夜遅くまで、祝日まで開いている歯科医院の初診数は３００－４００人／月程度のところが多いです。
例えばGWのある５月の１－７までの第１週で新患が１５０人程度来られます。遠方から困った方が来ることも多いですが
近隣の方もたくさん来られます。他院の患者も仮歯が取れた、痛いと来られるので患者獲得のチャンスです。
正直入れ食いです。頑張る価値はあるでしょう。
また、土日祝日にパートタイムとして勤務したいドクターや衛生士はかなりの数いるため、最初は自分が診療していても
開院当初から求人を出しておいて任せてしまってもよいのではないでしょうか。
上記のような歯医者さんはどの患者様も通いたいと思うはずです。
いかがでしょうか？
