経営相談事例集

月のあたりの診療日数

クリニックの休日は、いかがされていますか?
ちなみに、私のクリニックでは毎週水曜日にしています。

本当は、年中無休にしたいところですが、
スタッフの体調とか自分の体力面のことも考えて、
このようにしています。

営業時間は、AM9時からPM10時までです。

1日あたりのお客様の来院数が安定してきたら、
診療日数によって、収入が比例して増減します。

テナント家賃は稼働していようが、休んでいようが、
かかってきますし、できる限り営業したいところです。

もちろん休まず営業したからといって、
お客様の来院がなければ、かえって赤字になるかもしれません。

しかし、売上を上げたいなら、働くしかないですし、
私の感覚では、夜遅い時間まで営業しているクリニックは、
流行っているクリニックが多いと感じています。

あとは、立地によっては、夜遅くまで営業しても、
あまり効果的でない地域もあるかもしれませんが、

都市部かその近郊であれば、
やはり仕事帰りに治療を受けたいという需要は、
相当あるのではないかと思っています。

残業が多い職場にお勤めのお客様は多いですし、
そうした需要を取り込まないと厳しいと思っています。

ただし一度、休診日を決定してしまうと、
変更するのが難しくなります。

お客様は一度覚えてしまった休診日を、
いちいち確認してくれなくて、

突然「診て欲しい」と来院するケースもありますので、
決めるときに、スタッフの手配なども考慮して、
慎重に決めてください。

あと、休診日を決める際は、
周辺のクリニックの休診日も確認してくださいね。

例えば、周辺のクリニックが、
みんな日曜日を休んでいる場合、

先生のクリニックも日曜日に休んでいるだろう、
と思われるケースが多いので、店頭看板や広告で、
しっかり周知して、差別化を図っていきましょう。

私の感覚では、日曜日に診療しているのは、
お客様からとても喜ばれます。

経営者の仕事は、お客様を喜ばせて、
しっかり利益をいただきながら、
営業活動をし続けることです。

いろいろ知恵を絞って、
喜ばれながら、しっかり稼いでいきましょう。

PAGE TOP