経営相談事例集

内覧会について

さて、様々な準備が整い、開業広告も打ちました。
次に来るのが、内覧会ですね。

内覧会は、先生方が広告を打った地域の皆様との、
初めて直接お会いする機会となります。

ここでの印象が、その後の集客に直結するといっても、
過言ではありません。

準備を怠らず、臨みたいですね。

まずは、通常の診療体制で臨むことが大切です。

開業日前に、お客様になる可能性がもっとも高い方々に、
実際に、医院の中の設備、スタッフや医院の雰囲気を、
見ていただいて、「次はここに来よう!」と決めてもらわないといけません。

実際に、お話していく中で、治療のことも聞かれるでしょう。
すぐに予約を取ってしまいましょう。

鉄は熱いうちに打つに限ります!

内覧会の開催日は、開業日前の土日祝日が一般的にですね。

スタッフにもよくよく徹底して、
好印象を持ってもらえるように努めましょう。

そのためにも、先生方の医院の特色をアピールしたいところです。

来院される方々は「今度できた医院はどんなところだろう。」
と品定めにきているわけですから、うちはここが売りです!
と、はっきり言ってあげることで、心に残る内覧会となります。

歯科治療についてのミニセミナーを行ったり、
来院された方が、「良いことを聞いた!」とか、
「行ってみて良かった」と思っていただけなければ、
内覧会を開いた意味がなくなってしまいます。

来ていただいた方は、全員うちのお客様にしてみせる!
と強い決意を持ちながらも、楽しい会話を心掛けたいところです。

内覧会に来ていただいた方が、予約を入れてくれる確率は、
30%ともいわれます。

内覧会に来られる方の中には、
冷やかしの方もいらっしゃるでしょうが、

歯科治療のことで色々聞いてみたいとか、
良さそうな医院なら治療を受けたいという方も、
相当数いるはずです。

それか、最初は見るだけと思っていたけど、
話を聞いてみたら、ちょっと見て欲しくなったという方も、
出てくるかもしれません。

タイムリーな話題があれば、ベストですが、
とにかく先生方に興味を持ってもらえるように、
しっかり準備していきたいですね。

あと、周辺の歯科医師が、
偵察がてら来院されることもあるでしょう。

そうした方も、少なくとも敵にはしないように配慮しましょう。

内覧者の方も他の医院の悪口など聞きたくないでしょうし、
悪いイメージを持たれかねませんので、ご注意を。

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