経営相談事例集

クリニック内の掲示物も立派な営業ツール

私は、クリニック内の掲示物を、
お客様とのコミュニケーションを図るツールだと考えています。

お客様も何度か来院されている方を除いて、
最初から話しかけてきてくれるわけではありません。

しかし、院内の掲示物を見て、
「あれって、何ですか?」
という話のきっかけになったりするわけです。

そこから、自由診療にスムーズに進んでもらえたり、
会話が弾んで、良い印象を持ってもらえたりすれば、
続けて通っていただけることになるかもしれません。

もちろん限られた診療スペースの中ですから、
一番売りたいものや、知っていただきたいものなど、
戦略的に掲示していかないといけません。

内容としては、
① 先生やスタッフのプロフィールなど
② 医療機器、診療システムの紹介
③ 最新の治療法の紹介
④ 診療方針
⑤ 各種研修の終了証
⑥ その他のお知らせ
などでしょうか。

内容を決めたら、女性スタッフに、
作ってもらうのがいいかもしれません。

女性の方が、明るく柔らかい印象のものを作れると思います。

ただし、ある程度大きなサイズにして、
見やすくしておく必要があります。

できれば、壁に直接貼るのではなく、
専用のボードを使ったりして、
統一感を出せるといいですね。

どんな内容のものを掲示していくかですが、
最新の治療法や自費診療の紹介なら、

内容の簡単な説明、メリット、治療費など
を書いておくと、お客様からの問い合わせがきやすいと思います。

メーカーのポスター等があれば、
うまく組み合わせると、よりリアリティが増すでしょう。

また、先生やスタッフの経歴などは、
親近感を増す効果が期待できます。

殺風景な医院より、適度に賑やかな
明るい雰囲気を出しつつ、
販促ツールとしても使える方法を、
常に工夫しながら、考えていきたいですね。

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