経営相談事例集

クリニックの利益。いくら残るのか?

収入-経費=利益。

最終的にいくら儲かるのか?
やはりこれが最大の関心事だと思います。

経営者となったからには、
勤務医よりは絶対に稼ぎたいですよね。

ズバリ売上をしっかり上げていった結果として、
20%は利益として確保したいと思っています。

医療法人となると、役員報酬などがあるので、
少し変わるかもしれませんが、大きく捉えれば、
そう変わることはないと思います。

収入を最低でも4000万円、できればそれ以上の、
売上を上げていかないと、ある程度満足できる利益になりません。

そう考えると、最初の開業当初の集患を、
何としても成功させて、一気に規模拡大!
売上もぐんぐん上げていきたいところです。

すでに開業して時間が経っている先生方も、
集患に力を入れると決めた時点から、

一気に売上を伸ばして、半年から1年、
この期間で一気に伸ばしてしまわないと、
しんどくなってしまうと思います。

材料費、外注技工費も工夫していかないといけませんが、
やはり20%前後になってくると思いますが、
これより多いようだと、見直しする必要がありますね。

他の固定費(人件費、家賃、減価償却費、リース料ほか)などは、
それほど削れるものではありませんね。

人件費を削りすぎたら、辞められまくって、
次の採用のことなど、余計なことに、
神経と時間を割かれてしまいます。

家賃やリース料なども、情け容赦なくかかってきます。

そうなると、やはり収入を上げることしかないですね。

すると、集患をしっかりやって、保険収入を上げて、
自由診療にもつなげていく。
そのために、パイを大きくしていく。

そうしてお客様が増えて手狭になってきたから、
規模拡大していって、売上を上げていって、
利益を大きくしていく。

そうした良いスパイラルを巻き起こしていく。
もちろん細かいことも改善していかないといけません。

しかし、大枠の経営方法をしっかりやっていくことが、
結局は近道だと思います。

最後になりますが、私は稼ぎまくりたいと思い、
28歳でクリニックを開業して、今に至っています。

でも、周りの先生方は、
経営に苦しんでおられる方も多いようです。

私はそうした状況を、とても悔しく思っています。

なぜリスクを取って、人を雇って、
その人とその家族の生活まで支えているのに、
サラリーマンと変わらない利益しか得られないのか。

すごく良くないことだと思います。

長い間勉強して、苦労して歯科医師資格を取って、
さらにリスクを取って、重いものを背負って、
経営者として頑張っている人は、
稼ぎまくって、当然ではないでしょうか?

サラリーマンを批判するつもりなど毛頭ありません。

しかし、仕事を作って、集客して、
すべてを背負っている我々が、
サラリーマンと変わらない収入しかないのは、
どう考えても理不尽だと思います。

ですので、一緒に頑張って稼ぎまくりましょう!
しっかり稼いで、良いクリニックを経営して、
社会に還元していきましょう。

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