経営相談事例集

開業広告(ポスティング)

新聞折込チラシを打った後、
畳みかけるように行いたいのが、近隣へのポスティングです。

ポスティングは新聞広告に比べると、
若干手間がかかりますので、
診療圏内のエリアに留めます。

大体3000枚くらい巻けばよいかなと思います。

これも専門業者に依頼するか、自分で巻くかですが、
認知度を高めるためですので、時間的な余裕をもって、
連発していけるように、スケジュールを組む必要があります。

ただし、競合する医院との兼ね合いもあるでしょうから、
少し慎重に行っていきたいですね。

こうして、自分の医院の周辺をよく分析して、
手を変え、品を変え、広告を打っていくと、
だんだんコツをつかめるようになるはずです。

そうすると、枚数を絞りながらも、
効果的な集客ができていきますね。

新聞折り込み広告との違いですが、

新聞広告は少し広い範囲に、
「開業日と開業場所(医院)」をメインに告知したのに対し、

ポスティングは、先生方(人)から、
「地域の方への挨拶状」という形で、
少しアクセントを入れていくと良いと思っています。

ですから、
・先生から地域の皆様へのあいさつ
・診療方針、先生の経歴
・診療日、診療時間

という風に、少し読み物としていけると、
「また同じ広告か…。」とならずに、
「この間、開業の広告が来てた所だ!」
と思っていただけるのではないでしょうか。

ポスティングは新聞広告と違って、
各家庭に配布していくので、
封筒や紙質をこだわっても良いかもしれません。

ここで好印象を持ってもらえれば、
間違いなく良いスタートを切れたといえるでしょう。

そして、新聞折り込み広告→ポスティングとやってみると、
何らかの反応は出てくると思います。

予約が入ったり、問い合わせがあれば、
まずは成功。広告の効果が出ているといえるでしょう。

逆に、何も反応が感じられないときは、
配布地域の変更や、さらに配布範囲を広げてみるとか、
他の方法も検討していかないといけません。

そもそも書かれていた内容がよくないのかもしれません。

ある歯科医院を開業したての方に聞いた話ですが、
業者に依頼していたのに、想定していた地域に、
広告が配られていなかったということがあったそうです。

業者任せにしすぎてもよくありませんし、
広告を打ってからが勝負と決めて、
いろいろ試していきましょう。

広告は医院を営業し続ける限り、
ずっと打っていくものですしね。

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