開業前の必要なこととして、
重要なことは、先生の歯科医院がオープンするということを、
いち早く知ってもらうことです。
存在が知られなければ、来院してくれることはありえません。
先生が開業することを、世間の誰も知りません。
その状態をすぐに脱して、見込み客の来院候補に、
先生の医院が入らなければなりません。
そのためにも、開業広告を打つことを考えてください。
もちろん開業予算との相談になりますが、
最寄り駅の、駅内広告を打てないですか?
バスのアナウンス広告はどうでしょう?
地域のコミュニティ誌などはないでしょうか?
新聞折り込み広告も、地域を絞って打てば、
予算を抑えつつ、思わぬ効果を発揮することがあります。
医院の看板も目立たせる必要がありますが、
きちんとした広告を打てば、一定割合で効果が出るものです。
先生方もせっかく開業したのに、
いつまでたっても閑古鳥が鳴くような、
寂しい医院にはしたくないでしょう。
とにかく一回、うちの医院へ来てくれ!
と強く念じるように、広告を打っていきましょう。
あとは、資金調達、スタッフ管理、税金のことなど、
医院経営に直接関係ないことは、税理士や社労士などの
専門家を利用することも良いかもしれません。
開業当初はとにかく忙しいもの。
先生方もペースをつかむまで、相当苦労なさるでしょう。
そんなときに、あれもこれもは出来ません。
できないや優先順位が低いことは、
外注に任せることも考えておいてください。
そうした中で、先生方にとって、
大事なビジネスパートナーが絞られてくるでしょう。