立地条件の良い歯医者で閑古鳥の鳴いている医院を見たことはありますか?
立地条件がわるくても流行っている歯医者さんはいくつかありますが、その逆はあまりないのではないでしょうか?
さらに言えば立地条件が悪くても集客に成功している医院は湿地条件が良ければ間違いなくもっとたくさんの患者様が来院しているでしょう。
歯科医院を開業するときに一番重要なことの一つが立地です。
不動産の立地の良しあしは地域によって特性などもありますので、一概に良い悪いというのは難しいですが、
歯科医院を開業するにあたっては、失敗は許されませんので
この場所ならいけるかなぁ とか 場所は悪いけどこうしたらいける
など不安要素のある立地でだけは開業しないでください。
ここで開業すれば100%成功する、という場所で開業してください。
不動産は探せば探すほど良い物件が出ますので、良い物件がでてくるまでひたすら検索しましょう。
半年も探していれば必ずコストバランスの良い理想に近い物件が現れてきます。
昨今はネット上で物件があふれておりますのでまずは調べてみましょう。
賃貸物件であれば
SUMMO
HOMES
AT HOME
などのサイトが使いやすいでしょう。
とりあえずスマホのホーム画面にアイコンを作っておきましょう。
しかし、お勧めは不動産売買で物件を購入して開業することです。
歯科医院は一般的には開業後20年以上稼働します。
20年もあれば1物件は十分ペイできるので保有資産が増えます。
何かあった時でも、賃貸してもよいし、売っても今まで投資した金額くらいは十分帰ってくるので
実はリスクヘッジのしゅだんとしてもなりえます。
もちろん不動産を購入するためには情報、知識ともに十分必要ですが、
本屋さんで書籍を3~5冊買ってよんで
インターネットで不動産売買サイトを見て
街の不動産会社にあいさつと情報をもらいに行くだけで
失敗しない不動産は購入可能ですので、頭から無理と決めつける必要もないのではないのかなと思います。
さらに踏み込んでいえば
購入した不動産は歯科医院とともに稼働するので、別に不動産でおかねを稼ぐ必要はありません。
仮に月マイナス10万円でも 月々返済額とマイナス額を足した金額が歯科医院の年商に対する家賃相場の枠内に収まっていれば
何の問題もありません。引退するときに数千万~数億の不動産がタダでついてくるだけです。
数千万~数億の不動産があれば引退時期を早めることもできるかもしれませんね。
不動産賃貸業の人が不動産で収支を立てるよりずっと楽に不動産を買うことができるでしょう。
どのみち、歯科医院はある程度盛況になってくるとお金がたまってくるので
不動産での節税が第一選択となりますのではじめのうちから勉強しておくと今後かならず役に立つ知識となるでしょう。
さらに、不動産会社を作ると節税の手段はもっと多岐にわたりより良い生活をすることができるでしょう。
歯科医療と不動産は相性が良いです。
おそらく歯科医院は年商が一般飲食店やエステ店などよりも大きくなるので、不動産の利回り収支が割合換算で軽減されることによるのでしょう。
同じ不動産を買った場合の例
歯科医院 年商10000万円
ーーーーーーーーーー
購入物件(家賃)年間返済額500万円
‐
返済額(家賃)割合500/10000
エステ 年商1500万円
ー‐
購入物件(家賃)年間返済額500万円
‐
返済額(家賃)割合500/1500
ある程度利益が出てきたら
例えば毎年
3000万円の不動産を 頭金1000万円 諸費用250万円
のこり2000万円を 15年ローン 金利2% 月々12.5万円返済 ---月々家賃13万円
で購入していけば15年間は収支はプラスマイナスゼロですが
15年後からは毎年15年間3000万円×15年の物件を手にいれることができますね☆
30年計画で45000万円手に入れる計画ですが、
15年後返済の住んだ物件から順に売っていったり、銀行に借り換えを申し込めば10年くらいでの完済+30000万円も夢ではありません。
不動産会社をつくればそれに経費を算入できるため
遊ぶのが好きな人は接待交際費年600万円使うこともできますね!
不動産投資はこれ以外にもいろいろな手法でほんとうにいろいろなことができますので歯科医院経営と組み合わせて
行くことは英断と思われます。
不動産の立地条件
駅前かぶりつき(駅裏は基本的に× ただし大都市圏はその限りでない)
駅から徒歩2分以内の大通り沿い(裏は基本的に× ただし大都市圏はその限りでない)
住宅地に流れ込む1本の国道沿い(入りやすい駐車場必須)
国道沿い(入りやすい駐車場と大きな土地が必須)
人通りが多いところ(誰が見ても多いと思うレベルの多さ)
いずれか良いでしょう。
不動産は探せば探すほど迷いますし、答えもわからないので
お勧めは駅前、大通り沿いでだれが見てもよい立地というような場所です。
ただしあんまりにすばらしすぎる立地の場合は家賃との兼ね合いが必要ですので注意してください。
看板が出せるかどうかも重要です。セットで考えておいたほうが良いでしょう。
都市部は 物件所有者、市、管理組合の規制も厳しいので契約前に確認が必要です。
とくに区分所有店舗購入の場合は注意が必要でしょう。
看板の大きさは歯科医院にとって生命線です。
どんなに良い立地でも看板が出せないとだれも目にとめてくれませんので
どこにどのくらいの大きさでどのようなものが出せるのか
物件を見る際に見ておく必要があります。
一般会計上の平均値を知っていれば間違えない(原価・人件費・広告費・内外装費など)
経営に基本となる数字があります。
歯科医院の場合ですと
年商 ー総売り上げ 医院の規模を表す -100%
人件費 -社員・パートの給料(交通費、保険、年金等ふくむ)ー20~30%
材料費 -技工代・技工材料費・診療材料費 -20%以下
広告宣伝費 ーHP管理費 EPARK利用料など ー5~10%
その他 -交際費など -5%以下
家賃(月々返済) -10%
利益 -残った額 -30~50%
数字の割合は厳密に守れば守るほど倒産リスクは減ります。
何人もの歯科医が失敗、成功を繰り返した末に上記の数値が作り出されたといってもよいでしょう。
人件費
人件費は少なければ少ないほど良いです
例えば極論ですが
Dr自分1人
受付1人 月22万円
売り上げ月300万円(1日20人診療)の場合、数字を当てはめると
年商3600万円
人件費260万円
材料費720万円(20%)
広告宣伝費120万円(10%)
家賃360万(10%)
その他60万円(5%)
利益2080万円(57%)
受付が奥さんのみなどで もしこの体制が確立できたらどんな状況でもつぶれることなない医院が出来上がるでしょう。
一つの究極系かもしれませんね。
自費を中心として、患者数を減らすことができたら十分可能な数字ではあるでしょう、ただし受付を雇っている場合は
退職のリスクが多分にあるためやめない家族の方が必須になるでしょう。
よくある歯科医院の例ですと
Dr自分1人
受付1人 月20万円
助手1人 月20万円
衛生士1人 月28万円
売り上げ月300万円(1日20人診療)の場合、数字を当てはめると
年商3600万円
人件費816万円(22%
材料費720万円(20%)
広告宣伝費120万円(10%)
家賃360万(10%)
その他60万円(5%)
利益1524万円(42%)
ふつうですね。利益率は比較的高いので安定経営できるでしょう。
頑張っている歯医者さん中型医院
Dr自分1人
受付1人 月20万円
助手2人 月20万円/1人
衛生士2人 月28万円/1
売り上げ月600万円(1日40人診療)の場合、数字を当てはめると
年商7200万円
人件費1392万円(19%
材料費1440万円(20%)
広告宣伝費720万円(10%)
家賃720万(10%)
その他360万円(5%)
利益2568万円(35%)
結構毎日の診療はしんどいですがそれなりの生活も可能です。
非常勤で歯医者さんを雇うこともできますので悪くないと思います。
一人でやっていくなら自費を強化して客単価を上げ、患者数を減らすことができたら無理なく経営できるでしょう。
もしくは予防を中心にしても自分は楽になるかもしれません。
大型医院
自分
Dr3人 月80マン/1人
受付2人 月20万円/1人
助手3人 月20万円/1人
衛生士3人 月28万円/1人
売り上げ月2000万円(1日100人診療)の場合、数字を当てはめると
年商24000万円
人件費5136万円(21%
材料費4800万円(20%)
広告宣伝費1200万円(5%)←広告費割合は下がります
家賃1200万(5%)←家賃(返済)割合は下がります
その他3600万円(15%)
利益8064万円(43%)
実際には規模が大きくなるとこの他にも諸経費がふえますが
これだけ残ると何でもできますね。
楽をしたければもっとDrやスタッフを雇ってもいいし
不動産を増やしていってもよいし、
分院展開もよいでしょう。
技工所を作って材料費をおさえてもよいでしょう。
数字通りの経営ができれば上記のような利益が残りますが、
人を増やしすぎたり、技工料が高いところに外注に出したり、接待交際費がふえたり(あそびすぎたり)
機材を買いすぎてしまったりすると数字は簡単に崩れてしまいますので
数字に関しては一生気を付けていく必要があります。
分院展開の際は
年商6000万円程度の医院をいくつも作っても
意外とと手どりは残らない点に注意してください。
大きい医院を一つ持つほうがお金は残ります。
一方で年商25000万円規模になると所得税や法人税の額も高額になるため
節税の必要があります。そういった目的での小規模分院展開はありでしょう。
実際にはこの規模ですと出せそうな条件の物件が見つかれば規模にかかわらず
すぐ分院を作っていくぐらいでないと節税はできません。
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全国医院 年商平均3000万円
あい歯科
1年目 100000000円
2年目 200000000円
3年目 350000000円 予想
1カ月新患数
1年目 2298人 1か月平均 191人
2年目 3276人 1か月平均 272人
3年目 5月 384人start
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【商品】 ----それぞれいくらにするか(ばら売り・組み合わせ・トータル)
売り上げに対する出来高のほうがいいか、定価販売にするか
売り上げに対する出来高の場合は過去2年分の決算よりUP分を%でもらう
改善点はブラックボックス化
販促ツールは著作権として
外注のものは中間マージンとして
①開業セミナー
立地ー不動産選び、賃貸と購入、駅近、道路沿い、広告戦略、大阪市とその他、医院面積
内装ーデザイン、どこまで自分でするか、分離発注、単価、費用、配管/電気/コンプレッサー/バキューム/ガス
外装・看板ーデザイン、コンセプトカラー、費用、看板、パンフレットスタンド、LEDの使い方、看板の大きさ、
広告ーインターネット、電車、新聞、配布物
コンセプト設定
②スタッフ教育(スタッフ教育代行/社労士 めーなかばる)
③集客法(広告代行)(WEB戦略)
-----インターネット(HP、エキテン、epark,GOOGLE)、電車、チラシ配布(新聞折込・ポスティング・駅前配布)
④増収戦略
資産運用
節税スキーム
税金対策 (あい歯科 めーなかばる 税理士)
⑤現地コンサル
⑥人材派遣(法律変わって厳しくなった?)
⑦ホワイトニングセミナー (うちの従業員できるの1人いる )
⑧パンフレット・リーフレット・商品価格表 (デザイナー めーなかばる あい歯科)
⑨内覧会 (既存めーなかばる)
⑩歯科用診療材料調達 (既存めーなかばる)
⑪事務長 育成や派遣や紹介
⑫ ・①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪トータルパッケージ →→→ 定価販売
もしくは
・業務提携 →→→ 利益の%